『一人乗り観覧車 』── 観覧車文学13景(03-0015)

内容説明

誰かの声を聞きすぎた夜、自分の心を確かめるために乗る、一人乗りの観覧車。
沈黙、仮面、変化、終わったものに残る「芯蜜」——ゴンドラから見えた十三の景色を収録。
静けさと内省、ときどき魂へ言葉を刺す「チクリスピーカー」を搭載した、どの棚にも収まりきらない観覧車文学。
どこへも行かず元の場所へ戻る、無意味で大切なひと回りです。

🐿️「ゴンドラに、とうもろこしの芯が落ちとる」

🐦「捨てたらあかん。芯蜜が残っとるかもしれん」

🐸「夜景より先に、心の残留物を確認する乗り物なんやな」

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